患者と医療者との“協働”を促すシェアード・ディシジョン・メイキング

2020年2月13日

次のような場面を想定してみよう。個人が特定されないように多少修正しているが、筆者の知人の体験に基づいている。

まり子さん(70代、主婦)は、白内障のため、1年ほど前から定期的に病院の眼科に通い、点眼薬による治療を受けている。今のところ、眼鏡をかければ日常生活に大きな支障は感じていない。ところがある日の外来で、主治医から手術を勧められた。

主治医の説明としてふさわしいのは、A~Cのうちどれだろうか。

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