コロナウイルス(コロナウイルス科)の中でもヒトに対して病原性を示すヒトコロナウイルスが世界的な大流行を引き起こし猛威を振るっています。一部の国では医療崩壊を引き起こしており、日本国内においてもオーバーシュートを引き起こさないための瀬戸際の対応が迫られています。
岡山県では、令和2年3月22日に、県内で初めて新型コロナウイルス感染症患者の発生が確認され、3月26日に新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく政府対策本部が立ち上げたことを受け、岡山県においても同法に基づく対策本部を設置し、現在、国と県が一丸となって、感染症拡大の防止対策に取り組んでいるところです。岡山大学においても3月30日よりCOVID-19検出のためのPCR検査を開始すると同時に、組織管理体制の強化をベースにした、患者様と職員の感染防止体制の再確認、そして標準的・効率的な検査体制を行うためのマニュアルなどについて、整備を行ったのでみなさんに共有したいと思います。