ハート検診導入によるプラス効果

2021年8月5日

マスター心電図に代わる心臓検査として、ハート検診を含む血液検査を導入された札幌徳洲会病院健康管理センターの斎藤和司室長に、導入後の効果、運営状況の変化、職員・受診者の声に関してご講演いただきました。

ハート検診とは?

ハート検診はアボットジャパンが提唱する心疾患リスク検査の名称です。心不全、急性心筋梗塞、その他の虚血性心疾患の早期発見に役立てることを目的とした血液検査です。心筋傷害により漏出する血中タンパク質(心筋トロポニンI)測定による心筋傷害度チェックと心肥大などによる心臓負担により分泌されるホルモン(BNP)測定による心臓のポンプ機能チェックを組み合わせて測定します。潜在的な心疾患を広く見つけることが可能な検査の一つとして、講演内で紹介されています。

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